会 長 田嶋 憲一
児島医師会ホームページにアクセスしていただきありがとうございます。
児島は倉敷の南部に位置し、かつては北前船の寄港する下津井港、由加神社・由加山蓮台寺の門前町を中心に栄え、広大な塩田のある町でしたが、明治時代の真田紐・足袋・畳縁の生産に始まり、戦後は学生服やユニフォームを代表とする繊維産業の町として発展しました。
児島医師会の歴史は、明治20年の私設組合に遡りますが、昭和22年8月新児島市の誕生を控え、児島地域の医師が児島郡南部医師会を設立、同年11月に社団法人児島郡南部医師会に改名しました。昭和23年4月に社団法人児島市医師会、平成25年4月に一般社団法人児島医師会と改名し、平成29年には創立70周年を迎えた歴史と伝統のある医師会です。
当会は令和6年4月1日現在、医師会員数102名、医療機関数は43(病院6、診療所34、老健施設3)です。会員は、日常の診療に加え、救急・時間外診療に対応する休日・夜間当番医体制や病診連携などによる良質な医療提供に努めております。また倉敷市の実施する保健福祉事業に参画して、乳幼児健診・生活習慣病検診・各種がん検診・予防接種等に協力し、また学校や企業においては学校医・産業医としても活動しています。また介護認定審査会や障害者自立認定審査会への出務や主治医意見書の作成を通して介護事業にも貢献しています。さらに、今後の介護保険制度改革により、病院・施設から地域・在宅医療への流れは加速していくと思われ、地域包括ケアシステムの構築に努力する所存です。
会員は、日々新しい医療知識・技術の習得に努め、地域で暮らす皆様の健康を守るためのお役にたてるよう頑張っております。
このホームページを通して地域の皆様に、医療・保健・福祉に関する情報を提供していきたいと思いますので、是非ご活用ください。